2、期待の法則


人生の充実感とその度合いは自分が自分に期待する度合いによって達成される。
強い信念を持って、自分の未来のビジョン、夢、目標を信じれば、信じた期待通りにそれは実現する。もし、自分の夢、目標、ビジョンが実現していないと思っている人は、まだ自分の夢、ビジョン、目標を信じ切っていないか、信じ切ってゆけば実現するということを信じていないかのいずれかです。
自分の能力も、自分で信じている限界までは発揮する事ができますが、それ以上の能力は発揮出来ません。スポーツにおける記録は誰かが一度限界と言われている壁を破れば、次々とその壁を破る人が出て来ます。
私達は誰かが達成した事は、自分でもできる様な気がするが、誰もやった事のない未知のものは信じきれないものです。私達は自分の夢、目標、ビジョンを信じ切って、それに向って自分の能力をコントロールし、潜在意識の力も活用して取り組み出すと、その事に関係ない事にはあまり感心がなくなり、目に入らなくなります。恋愛の心理と同じで、人は恋をするとその人が特別の人になって恋愛すると前の様に他の人の事が気にならなくなるし、特別の人の事は何でも良く見えてきます。
同じ様に、私たちは自分の夢、目標、ビジョンを信じ切った時には、他の情報には感心が薄くなり、その事に集中してゆきます。
その夢、目標、ビジョンに対する情報に対しては、ますます感度が鋭くなり、熱中する様になってゆきます。
人は信じた事によって生き、信じている事を表現している動物である。
能力も自分が信じてるだけの能力を使う事ができる。
その能力も自分で信じてるだけの能力は、自分で信じてない為に発揮される事もなく人生が終ってしまう。私達が能力を育てるために学習するのは、学習した能力は信じられるという価値観があるためである。
歴史を動かす様な指導者は信じきった人であり、信念の人である。
自分の使命、自分の役割に恋愛の如く熱中した人であり、並はずれて信じた人である。
信じた事柄は期待することで行動化される。
毎日を良いことが起こる様に期待を持っておくれば、期待通りすばらしいエキサイティングな日々になります。逆に「今日は不幸が起きそうだ、イヤな日だな」と思っていると、期待通り、次々とイヤな事が起きてきます。

人生においては期待した事が実現し、期待してない人にはすばしい日々は殆ど訪れません。
期待している人はその事の実現のために、自分の持っているあらゆる能力をコントロールし、集中してゆきます。熱中してゆきます。
だから必ず実現してゆくのです。自分の人生に期待していない人は、何も起きない事を期待している。つまり現状が続くことを期待しているわけですから必ず現状よりも悪い事態になります。
人生は時間が前へ進む事であり、現状維持ということは取り残されてゆく、過去の人になる事です。
私達は期待していない事が起きない例として、日本の英語教育に見る事ができます。
中学1年に習い始める時、普通の公立中学校の授業を受けて英語が話せる様になる事は、教えている先生も、通学させている親も、習っている本人も期待していない。
その結果、話せないままに卒業してゆきます。期待していない事は起きないのです。
親は子供に期待して育てていれば必ずその期待は伝わってゆく、上司が部下に期待すれば、必ずその期待通りの仕事をする様になります。
期待し、信じてあげる事が人を育てるコツになります。スポーツのエースは、周囲からもチームからも特別の期待をかけられた選手の事です。
その選手は特別の期待に応える様に、自分から強くなる努力を求める様になってゆきます。
私達は子供の時は周囲から期待される立場に立っていますが、成長し、やがて自分や自分の周囲の人々に期待する側に立つようになります。つまり信頼と愛情を受ける側から与える側に立つ様になる事が人間関系におる成長です。
私達は自分が自分に期待する度合いで自分を成長させてゆく事ができる。
マラソンや陸上競技の選手を見ていると、素質プラス努力の他に自分を信じ自分に期待する強さが将来の成長に必要なことを感じます。
私達は自分に期待する強さに応じて努力や挑戦を続け、困難な問題に対しても解決方法を求めて克服してゆきます。
期待は人を成長させるエネルギー源であり、最も大切な人間的資質です。
私たちは期待が応えられる事を信じています。子供のとき、親にお土産を買ってきてくれる事やお小遣いをもらえる事、自分の欲しいものを手に入れる事を期待しました。
そしてその期待は数多く叶えられてきたのです。欲求、希望は期待すれば実現するという事を潜在意識に入れてきたし、親の期待に応えようとして努力した日々の体験は、喜びと感動と楽しみという快い感情と共に明確なイメージとして鮮明に潜在意識にインプットされています。
期待に応える事は気分の良いことなのです。人々の評価、賞讃は、自身と喜びと感動と楽しみという快い感情と共に明確なイメージとして鮮明に潜在意識にインプットされてます。
私たちが自分に期待すると、この甘美な快いイメージが再び体験したくなって潜在意識が働き始めるのです。これがやる気の正体です。
私たちはいくら人から強制されても、自分が自分に期待しない限りやる気にはなれないし、意志で応えようとしても続かないのです。
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